観劇にいってまいりました。
気づけばまた、ずいぶんと日があいておりました。
何もなかったどころか、バレエ観にいったりだとか、USJ行った
りとか(1人じゃないよ、中学からの友人3人とだよ)あと、マンションでボヤがあったりだとか、書くこといっぱいあったんですが。
締め切りとか別の予定とかのタイミングがあって、すぐには書けなかったのですね。でもって、2日以上すぎちゃうと、何かもう報告する気もなくなるっちゅうかね。
ボヤがあったときは、これは書かなきゃでしょ!
とか思ったんですがねぇ。
ちなみに、怪我人はいなかったみたいです、多分。でも漏れ聞いた感じでは、向かいの部屋のベッドが全焼したのだとか……?
早朝の4時前くらいだったんですが、うちのマンション、冬場に火災報知器の誤作動が立て続けにありまして(一週間で3、4回くらい)今回もどーせ、違うだろーとか思ってたんですよね。
でも15分くらいしてから消防の人が来て、部屋のドア叩いてまわって。扉開けたら、廊下煙くさ、みたいな。
部屋を出ろといわれたので、「ちょっと待ってください」と、とりあえず服を着替えて、メインパソコンとUSBメモリを鞄に突っ込んで出て行きました。
冷静だな、自分……。
燃えさかる炎とか、目に見えたものがなかったからでしょうね。
もしそうだったらパニクって、ミニパソコンやら大事な本やらをてんでに持ち出そうと必死になってたかも……?
まぁ、それはさておき。
本日の話題には入ります。今日は神戸まで劇を観にいってきました。
Gーフォレスタさんの「挫折と思いやりと連続殺人」という舞台です。
元々、洋館ミステリ劇場という、本物の洋館を使った移動型の舞台を何度か観にいってたんですが、今回は普通の劇場。
でもって、マルチエンディングなんですね。
観客が次の展開を決める、という舞台は初めてみるので(公演としては、3度目だそうです)びっくりです。
劇の途中で選択肢(二択)が出され、観客が手をあげて、多い方に
進んでいくんですね。
で、3回めの選択肢くらいだったかな。自分が選んだのと逆の方に進むことになった直後。
なんと、急展開の超バッドエンド発生!!
観客席からは驚きの声。真実には全く辿りつけませんでした。
予定より1時間くらい早く終わってるってことですよね。
自分たちで選んだ結末、と言われましても……実際、そのときの選択はほぼ同数だったし、自分は違うの選んだし、と納得できない感じ……。
終わりの挨拶されても、しばらくざわざわしておりますと、少ししてから、「仕方ないので1回だけチャンスをあげましょう」と案内人がいいました。
敗者復活戦です。(ちょっと違う)
次にバッドエンドになったら、そんときは諦めてくれと言われましたが、その後は何とか普通に進めたようです。
しかし、バッドエンドの後なんで選択するときむっちゃ緊張したよ。犯人とか推理する余裕ないし。
セーブのできないサウンドノベルやってる気分でした。
リアルなゲームって感じ?
でも、すごくおもしろかったです。
別の選択肢のシーンを観るためにも、もう一度観たいな、とか思うんだけど……。
ただし、多数決なので、自分の選択どおりに進まないこともあるし、最悪今回と全く同じルートを辿る可能性もある、という……。
恐ろしい舞台だ……!
そして、ものすごく切ないことに、今回の選択肢では出演する機会のなかった役者さんもおられました。
悲しすぎでしょ、それは……。
しかも、舞台後に今回だけおまけってことで、未公開シーン(別の選択肢の一部)を演じてみせてくださってんですが、そのときもその役者さん出てこないし。
どうせおまけをやるなら、出してあげればいいのに……。
それにしても、こういう試みはおもしろいですね。
色々な可能性を感じます。勉強にもなったし、いい刺激になりました。
私もシナリオライターの端くれとして、そういう作品を提供できるように頑張りたいと思います。