引越しました。

 友人との同居を解消し(別にケンカしたわけではないですよ)一人暮らしとなりました。
 久々の一人暮らしなので寂しくなるだろうな、と不安に思ったりもしたものの……元々私、実家にいた頃から部屋に閉じこもってたので、意外と大丈夫そうです。
 いや、寂しいのは寂しいですが。

 ただ思い起こせば、小学生の頃からずっと一人暮らしというものに憧れていたわけで。高校のときも、そのために必死に貯金をしていたわけで。
 今でもやっぱり、わくわくしてしまうところはありますね。

 ある程度片付いてきたので、後はどういじるか、考えるだけでも楽しいです。
 そんな広くはないし、まだDVDプレーヤーもないけれど、いずれはここで上映会をやりたいなぁ。いや、やってやるんだ。

 心機一転というか、初心にかえったというか。改めてやる気がみなぎってきた感じです。
 引越しの際、いらないものを捨てたり、昔なつかしいものを発見したことで、自分にとって大事なものや必要なものが見えてきたのかもしれません。

 ちなみに、片付けしているときはずっとTHEBACKHORNの『ハッピーエンドに憧れて』が頭の中を巡っていました。

 
「こんがらがってる日々のように聳え立つ部屋はゴミ屋敷
 人生をリセットするほどの覚悟で片付ける」

「ハッピーエンドに憧れて 閉め切ったカーテン開けたなら
 割と日の当たるこの部屋を黙々とただ片付けていく」

「そしていつかは!」ですよ。

 人生をリセットする覚悟で片付けたら、そりゃあすっきりしますわいなぁ。
 というわけで、青谷も生まれ変わりたいと思います。

 まず新居では

1.できるだけ床にものを置かない。(踏むから)
2.壊れそうなものは棚や引き出しにしまう。(落とすから)

 を、気をつけていきたいと思います。
 そうすればきっと、クラッシャーの異名は拭い去ることができるのではないでしょうか。
 
 ……無理かな。
 でも最近、少しはましになってきたようです。持っているCDを眺めていると、昔のと今のとで、状態が全然違うので……(経年とかそんなレベルのものではなく)ものを大事にできるようになってきたんだな、と思います。

 いや、昔から別にぞんざいに扱おうとしてやったわけではなかったんですが。


 ちなみに、一人暮らしする前に相棒のBOMちゃんに平山夢明さんの『いま、殺りにいきます』を貸したら「一人暮らしするの怖くなったじゃろ!」と怒られました。
 ……二人暮らしのうちに読んでおいた方がいいかと思って。
 幽霊とかではなく、実際のやばい人たちを扱ったもの実話恐怖譚なので、リアルに怖いっスよね。
 一人暮らしの女性が襲われるネタ、多かったしね。……ふふふ。
 
 都会に引っ越すなら、おススメの漫画は関よしみさんの「騒音都市(ノイズ・シティー)」でしょうか。
 主人公は憧れの東京で格安でよさげなアパートに引っ越すものの、壁が薄い上に朝から晩まで同じ曲をかけ続ける浪人生、アイデアにつまると壁に頭をぶつける作家、子供づれの水商売の女と、色々意味でうるさい住民たちが。その上、深夜の道路工事があって……と、騒音に悩まされ、次第に病んでいく感じのお話です。

 上京するのが怖くなっちゃいますよ☆

 ……いや、ほら。最悪な状況を考えておくと、実際のダメージは少ないんじゃないかと思って。備えあれば、みたいなね。

 こんなこと言ってるから、「青谷さんの本棚は拷問や処刑の本で埋まってそう」だなんて言われちゃうんだわ。
 ないわけではないけれど、そんなの十分の一にも満たない……と、思いますよ。

 実際、血生臭いのは嫌いなんですよ。嫌いだからこそ、あえて触れてみたくなる。人間ってのは、不思議な生き物ですね。


 とりあえず、新居に人を呼ぶことで周りからの悪いイメージを払拭したい……。
 そのためにも、頑張ります。色々と。