カナザワ映画祭、行ってきました。

 目的のメインは怪談鼎談――中山市朗×福澤徹三×東雅夫トークイベント。それと、その後に行なわれるメディアファクトリー主催のイベントでした。

 でもまぁ、せっかく金沢まで行くんだし。
 妙立寺(忍者寺)にも行ってきました。別に忍者がいたわけでもないそうですが、すごいカラクリ満載なのです。
 あれはおもしろい。案内ないと迷うというのもよくわかります。でもあんな家に住みたい。(危険)
 本物の撒菱(まきびし)なるものも購入しました。鉄製のイメージ強かったけど、元々は木の実なんですねぇ。知らなかった。
 っていうか、忍者寺には忍者いなかったんですよね? しかし土産物屋には忍者グッズたんまり。(お寺で売ってるわけではないです)
 そーいうもんだよね……。
 
 それから21世紀美術館。ここがイベントの会場なんですが、早めにチケットだけ交換(予約しておいて会場でチケットに交換するのです)して、映画鑑賞券で「霊幻道士」を観ました。
 色々あって迷ったけど、とりあえずキョンシー好きなんで。でも、今まで観たことないのや、中々観れないだろうものに挑戦するべきだったかとちょっと後悔。
 しかし、大画面だとやっぱり迫力あったので満足です。

 美術館ではコレクション展なども観てまわりました。レアンドロ・エルリッヒのスイミング・プール(浅い水が張った下に空間があって、上から見ると人が沈んでいるように見えるのですよ)の下にも行けました。自分の周囲だけ水が開く、モーセな気分が味わえます。
 他にも色々おもしろいものがいっぱいあってとても楽しいところです。絵画も好きだけど、空間アートってすごく惹きつけられるなぁって思いました。

 さて、それでもイベントにはまだ余裕があるので、日本三大名園の1つ、兼六園にも行ってきました。
 歩いていけるくらいすぐ傍にあるのですね。
 岡山出身の青谷は、同じく三大名園の後楽園とどちらが素敵なのだろう、と思っていたわけなのですが……。
 うーん、負けてるんじゃないかな。(笑)
 時期もあるかもしれませんが、素敵な風景盛りだくさんで、写真を撮りまくってました。
 しかし、はっちゃけすぎました。
 確かに広い庭園ではあるのですが、時折足を安めつつも、何だかんだで2時間ほど……さ、さすがに疲れた。
 

 そもそも、前日も夕方までバイトで、夜に高速バスに乗ったくらいだしなぁ。
 バスで寝るためにも睡眠時間少なめにしといたら、バスでも何故か寝られなかったし。


 そんな状態で、メインイベントに挑もうとする私。しかも、イベント朝の4時までなのに……。

 もう、思う存分観光しました。しすぎました。
 
 忍者寺の解説付きポストカードとか、北陸の昔話の本とか、兼六園のガイドブックとか、資料にもなり得る自分お土産も完璧です。
 朝は金沢うどん(といっても駅内部のお店ですが)、お昼は美術館前のホットドッグ屋さんでチリドッグ。(これがおいしいのですよ!)夜はちょっぴり豪勢に兼六園前で金沢名物じぶ煮の定食と、食事もしっかり満喫。
 だって、文化は食にあり、ですから。

 でもお寿司を食べなかったのはものすごく残念です。魚がおいしいらしいのに。お寿司大好物なのに。

 じゃなくて、メインイベントを前に疲れきっててどうする、って話ですね。
 ええ、その通りですとも。
 2日経過した今現在も、筋肉痛に悩まされ、体力が戻りきっていないくらいですからね。

 と、いうわけで……メインイベントのお話は、次回に持ち越します。長くなりそうですし、弱った頭で書いてはイケナイ。

 

 閑話。

 18日、バイトを終えて家に帰ると、お手洗いの電球が切れたらしく電気がつきませんでした。
 しかし旅行の用意して高速バスに乗りに行かなくちゃいけないので、そのままに。
 19日はもちろん金沢、そして家に帰ったのは20日の夜。
 そして今日、気づいたんですが……やっぱり電球が切れたまま。

 一人暮らしなら普通のことですが、うちは友人との二人暮らし。もちろんお手洗いは1つ。
 つまり、彼女はまる2日……いや、ほとんど3日の間(話によると18日の朝からつかなかったらしい。第一発見者は彼女だったのだ)、電球なしでトイレに行っていたということになる。
 
 ちょっとびっくりしました。窓ないし、昼間でも真っ暗なんですよ。よく耐えられるなぁ、と。
 
 なので本日、バイト終わりに電球買って帰りました。
 青谷は暗闇のトイレには耐えられなかったのです。できるだけ行くのを避けたいです。
 電気がつくようになったときには、ほっとしました。
 相方のが怖がりなはずなんだけどなぁ。おかしいなぁ。