宝塚観に行ってきました。
先日、宝塚を観に行ってきました。
雪組の「ドン・カルロス」&「Shining Rhythm」です。
母が仕事仲間と行く予定だったのが、一人来られなくなったらしく、急遽誘われたので、前日にいきなり電話かかってきました。
締め切り直前で、正直かなり厳しかったんですが……無理してでも、行ってよかったです。(もちろん締め切りも間に合わせましたわよ、何とか……)
歌と踊りが華やかなグランドレビュー「Shining Rhythm」も素敵でしたが、個人的にはやっぱり「ドン・カルロス」のが好み。
身分違いの恋。愛する故の誤解と嫉妬。父と子のすれ違い、宗教問題や国や民衆に対する想いなど、様々な要素が折り重なり、ぐいぐい引きつけられます。
キャラクターそれぞれの言動も理解できるし、物語としてもよくまとまっていて、すっきりした感じ。
ひねくれものの青谷としては、ちょっとキレイにまとまりすぎてる気もしなくはないですが……。(苦笑)
青谷は宝塚とかそんなに詳しくないので(数年前に一度観に行ったけど、何組のなんて公演だったかも覚えてない……)誰のファン、とかいうわけでもなかったのですが、ミュージカルとして十分に楽しむことができました。
それにしても、男役の人とか、その声のままで歌えるからすごいよね……。
レビューの方とかも階段で踊ったり、裾の長い重たげな衣装着て、足下も見ずに降りてきたりとか……よく転ばないもんだなぁ、と感心してしまいました。(見るとこ違う……?)
後、やっぱり舞台って生でビシバシ来るので、受け取れるものが多い気がします。
すごくよい刺激になりました。
まだはっきりした形になってはいないけど、何か、新しいものが生まれてきそうな予感……。
感無量です。
本当はもう、せっかく行ったんだし、色々見てまわって楽しみたかったんですけど、締め切りの都合で、お昼もとらず(おにぎり持参して休憩時間に食べたけど)、急いで帰るはめになりました。
お土産と記念品だけは何とか購入したものの、もっとゆっくりしたかったなぁ……。
基本的に、締め切り直前になってわたわたし出す、この性格が悪いんだけどね。
母にも気を遣わせてしまいましたよ…。ダメな子だこと。
とはいえ、前日にいきなり声かけられても、何とかならないことはない、というのがフリーの強みだな、と実感しました。
オレは自由だ!!
と、叫びたくなります。
普段は、それが怠けにつながりそうで恐ろしいところでもありますが……今回の場合は、その分しっかり励むことができました。
忙しい、とは心を忘れると書きますが……ちょっとくらい忙しい方が、充実してるのかもしれませんね。
あまりに時間ないと本当に病んじゃうし、急ぎでやると作品の質も落ちそうなので、無茶するのはよくないと思いますけど。(ええ、今回は結構無茶しましたとも。ロングスリーパーの私が完徹なんて!)
しかし、時間はあるものではなく、つくるものだという友人の言葉には大いに賛成。
力の限りを尽くした、と思うとすっごい達成感を味わえますしね。
締め切り後の開放感といったら、なかったですよ。
どんだけきつくっても、やっぱこの仕事好きだな、と改めて実感。
よい経験になりました。何だかちょっとだけ、レベルアップしたような気がします。
とはいえ……今度からはもうちょっと、余裕ある行動を心がけなくては。
精進致します。